撮影実績REULTS OF FILMING

「土曜ワイド劇場『鉄道捜査官G』」の撮影日誌

2007年05月07日(月)快晴

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撮影2日目。

山形市でのロケは今日が初日である。
昨夜は急遽3名のエキストラの方がキャンセルとなったため,遅くまでエキストラ集めをしていたのだが,集まり具合が良くなく,心に引っ掛かるものがあり,ほとんど眠れなかった‥しかも5時30分起床。
しかし,気合は充分である。
山寺に7時30分集合であったが,駐車場には7時に到着する。少しわかりづらい駐車場だったため,入り口付近で誘導していると,スタッフやエキストラの方々も7時20分頃に続々とやって来る。

村川監督も既に到着していたので挨拶すると
「おはよう!今日は気合い入れていくよ!!」
とがっちり握手していただいた。

エキストラの方々も全員集まったため,助監督にスケジュール等説明してもらってると,突然,村川監督がやってきて,
「エキストラの皆さん,監督の村川です。朝早くからご協力ありがとうございます。」
と挨拶していただいた。ちょっとジーンときた。

スタッフ,キャスト,エキストラ等々,総勢50人程で山寺を登り始める。最初に(空いてるうちに)一番上の五大堂で撮影を行い,段々下りながら撮影を行う予定である。大量に機材があったため,スタッフも大変そうである。

仁王門まで登った頃に制作のKさんから電話が来る。
「今から工事が始まるみたいなんだけど,聞いてる?」
「えっ‥???」
大急ぎで下山し,Kさんと一緒に工事関係者に挨拶に行く。カメラが回っている間は工事と機材運搬のケーブルをストップしていただくようお願いすると,快諾していただけた。

大急ぎでまた登って行くと,既に撮影は始まっており,監督の張りのある声が山寺に響き渡っている。
早い時間にも関わらず,団体の参拝客が次々と登って来たが,特に何のトラブル等もなく,スムーズに撮影は進んだ。大変ご立腹の方も1名いたが,スタッフもベテランばかりなので,うまくケアしてくれた。

参拝客が多かったため,仁王門あたりまでは若干撮影が押し気味だったが,山門まで来た頃には,撮影はすっかり巻いていた。
立石寺での撮影は根本中堂前で終了だったが,そこで朝早くから集まっていただいたエキストラの方々に,キャスト・スタッフからサプライズなプレゼントがあった。
きっと一生の記念になるであろう。

山寺駅に移動。
ここでは簡単な撮影であったため,1時間30分程度で終了。

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香味庵まるはちに移動。
N専務や従業員の方々に挨拶する。
N専務にも出演いただいたが,俳優のようないい声である。

撮影中であったが,美術スタッフと共に次の撮影場所の郷土館に移動。休館日であったが職員のSさんに協力していただき,セッティングに協力してもらう。

Kさんから電話があり,香味庵での撮影が終了し,スタッフが霞城公園に向っているので,まず東大手門の方へ誘導して欲しいとのことであった。先に新幹線や電車の通過に合わせたシーンを撮る事になった。
30分程度で東大手門の撮影は終了。

郷土館に移動。
重要指定文化財だけにスタッフも慎重に機材を搬入。
ここではYTSのKアナに「郷土館の職員」になっていただき,ちょっとした演技をしていただく。1シーンだけだったので,1時間程度で終了。

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18時30分に千歳館前に集合。
エキストラの方8名にもその時間に集合していただき,撮影が開始する直前に舞子さんにも来ていただく。千歳館前に舞子さんが並んでいると本当に華やかな雰囲気が漂っていた。
場所が場所だけにギャラリーも大勢集まってきたが,何事もなく撮影は進んだ。モニターで撮影を見ていると,エキストラの方々も結構映っているようであった。
撮影は2時間程度で終了。

撮影終了後に,3人の舞子さんを手配してくれた「やまがた紅の会」の支配人Nさんに
「今日出演した舞子のために,この後,知り合いを呼んで一席設けてあるんですが,良かったらYさんもいかがですか?」
とのありがたいお誘いがあった。
残念ながら,すぐに駅前ペデストリアンデッキに移動しなければならなかったため,泣く泣くお断りしなければならなかった。無念だ… _| ̄|〇 。。。

断腸の思いでペデストリアンデッキに移動。
いつの間にか電話ボックスが設置されており,妖しい雰囲気が醸し出されている。
通行人も少なかったため,撮影そのものは数分程度で終了。

内容的には2日分ありそうな感じだったが,予定通り1日で終了。しかも余裕で…
やっぱり監督は………凄い。

自分自身は,3日分働いた感じでかなりヘロヘロだったが,山形市ロケ初日は無事終了!!
お疲れ様でした!!



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