撮影実績REULTS OF FILMING

「ヘブンズストーリー」の撮影日誌

2009年11月01日(日)曇 のち 雨

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撮影1日目!

朝5時28分起床。
天気が心配だったためか,目覚まし時計より2分ほど早く目が覚めたが,かなり熟睡だった。

早速窓の外を見ると,今日の天気は……
まだ暗くて何も見えなかった  ┐(∵)┌

出発時間の6時頃にようやく明るくなってきたが,天気は曇りであった。今すぐに雨が降り出しそうと言うわけではなく,少し青空ものぞいている。

制作のS本さんに電話し,スケジュールを確認する。
今日はずっと西蔵王の放牧場での撮影であった。
六時半に放牧場の管理人の方にも来ていただき,入り口を開けていただく。

その後,放牧場の入り口となる下の道路で待機していた。放牧場は場所によって携帯が圏外になってしまったりするのである。
予想通り,場所がわからない方も結構いて,自分の携帯には数件連絡がきた。
“俺,グッジョブ!!”

8時にほぼ全員のエキストラの方が集合したので,撮影場所まで10分ほど早速歩いていただいた。今日は10〜60代の方まで幅広く集まっていただいている。
わざわざ長井市からいらっしゃった方もいる。

自分も最後に到着したエキストラの方と現場に行く。
到着して,まずは監督に挨拶した。
瀬々監督は,昨年ヒットした映画『感染列島』の監督でもあった方で,大人気の監督でもある。
9月と10月のロケハンで何日間か行動を共にしたおかげで,かなり親しくさせていただいている。この西蔵王放牧場も自分が提案させていただいた場所であった(ちょっと自慢)。

この映画『ヘブンズ・ストーリー』は,4時間を超える大作らしく,2年間に渡って撮影を行っているそうである。そしてこの大作の中でも,山形でのシーンはかなり重要なシーン!!

撮影は8時30分にスタート。
モニターで見ていると,天気があまり良くないのが幸いして,放牧場が少し神秘的だった。
また,エキストラの方には全員黒っぽい服装で来ていただいており,遠くで見ているとどこか怪しい雰囲気でもあった。

管理人の方との打ち合わせで,撮影当日は,撮影場所から離れた牧草地帯に牛を移動してもらっていたが,現場には牛のフンがまだいい感じの状態で,地雷のように残っていた。エキストラの方にも,足元には十分注意していただくよう呼びかける。最後のほうには,自分は地雷を踏んでもあまり気にならなくなってしまったが,もし踏んでしまった方がいたらスイマセン。

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雨は降りそうで降らなくて,逆に太陽が差し込んできてしまい,時折中断しなければならなかった。

撮影中にプロデューサーのA野さんに
「いやぁやっぱりYさんはすごい晴れ男なんだね。」と言っていただく。A野さんは,昨年山形で撮影された『ハッピーエンド』のプロデューサーでもあった方で,この『ヘヴンズ ストーリー』が山形で撮影されるようになったのも,実はA野さんのおかげなのである。
ありがたや  ありがたや   m(_ _)m

撮影は中断をはさみながらも,雨に降られることもなく順調に進み(かなり寒かったが‥),2時半頃にはエキストラを入れての撮影も終了した。
エキストラの方には,ロケ弁と記念品を渡し,お帰りいただいた。

先ほどの場所からちょっと移動して,再び撮影を行う。
雨雲に覆われていたため,4時くらいでもだいぶ暗くなってきてしまった。
監督もぎりぎりまで粘ってカメラをまわし続けた。
この作品の中で最も感動的なシーンの撮影でもあったため,監督も妥協できないのであろう!

そして,最後にようやく監督のOKが出て,助監督の「今日の撮影は以上です。急いで撤収お願いしまーす」のまーすの時に,何と雨が降ってきたのである。


ミッ,ミラクルだ〜 !   
ついに降水確率100%もクリアしてしまった〜 !!

明日は降雪確率100%だが,何とかイケそうな気がする!!


撮影初日は無事終了〜


エキストラの皆さま,朝早くから本当にお疲れ様でした!!

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P.S.
記念品のあったかそうな手袋は,できれば撮影前に渡して欲しかった…(笑)

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