撮影実績REULTS OF FILMING

「浅見光彦シリーズ26 「紅藍の女」殺人事件」の撮影日誌

2006年12月11日(月)晴

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山形市ロケ初日。

「Yさん,今日のコンサートホールの撮影は中止になりました。300人のエキストラの方々には丁重に謝っておいて下さい。」
「えっ‥,え゛ーーーーっ。」

というイヤーな夢で夜明け前に飛び起きてしまった。
妙にリアルな夢(ひそかに恐れていた事態)だっただけに,しばらく心臓もバクバクしていた。

山形テルサに8時集合であるため,7時45分頃到着し,スタッフを待っていようかと思ったが,既にほとんど到着していた。
スタッフ全員(約40人)集合し,まずは製作担当のSさんに全スタッフの前で紹介してもらう。
少し緊張していたため全くギャグも思いつかず,役所の人みたいな挨拶をしてしまった。
早速,8時30分頃からテルサ入り口で俳優さんをいれ撮影を開始する。
簡単なシーンであったため30分程度で終了。

テルサ内に移動し楽屋裏での撮影を行う。
俳優さんも増え,結構シリアスなシーンの連続だったので,現場はちょっと重い雰囲気に変わった。
30分ほど撮影が押してしまい,12時過ぎに撮影終了。

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次はアプローズでの撮影であったが,それとは別に13時からのテルサホールの撮影に備え,FCスタッフ4人で受付のセッティングを行う。
テルサホールの前には,開場前にも関わらず,既に数十名の方が並んでいた。
12時35分に開場し,20分程切れ間なくエキストラの方々が受付にやって来たため,会場は結構埋まっているようだった。
今回はエキストラの方のために記念品や駐車場利用券なども準備してもらっている。

アプローズでの撮影終了後,エキストラの方々が待っているという事もあり,大至急昼食をとり,スタッフも俳優さんもテルサホールに駆けつけていただいた。

13時30分過ぎにテルサホールでの撮影を開始。こちらもようやくひと息つき,昼食&休憩をとる。その後,受付簿でエキストラの数を数えてみると,約300名。思えばこの三週間,「少なくとも200人以上集めなければならない」というプレッシャーがちょっとあり,時間を見つけてはいろんな方々に協力をお願いしてまわっていたのだ。
「よくひとりで頑張ったな俺」と感慨に浸ってしまった。

コンサートシーンの撮影は順調に進んでいった。
スタッフの「平日にも関わらずわざわざ来ていただいた方に何かお返しできるよう,思い出に残るような撮影にしたい」との最大級の配慮により,ステージ上で俳優さんの挨拶をいただいたり,撮影するそれぞれのシーンを特別に解説してくれたりした。

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できるだけエキストラの方のシーンを早く撮影してもらっていたので,予定よりもかなり早く15時30分頃に終了(エキストラを必要とするシーンが終わった後も,しばらく撮影を見学している方もかなりいたようであった)。
再度,受付に戻りエキストラの方に駐車場の利用券を渡す。
顔見知りのエキストラの方も結構いたため,いろいろ感想を聞かせてもらうと,「撮影の裏側が見れて面白かった」
「女優さんがきれいだった」
「撮影しているシーンを解説してもらってわかりやすかった」
「すごくいい記念になった」
との感想がほとんどであった。
本当に優秀なスタッフに感謝である。

山形テルサでの全撮影も17時30分頃に終了した。


エキストラの皆様,ご協力ありがとうございました!!



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